配送業者はどうやって決める?

配送業者はどうやって決める?

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ネットショップを開業するにあたっては、配送業者も検討しなくてはいけません。
だいたいどこのショップも大手配送業者を利用しています。

 

普通の商品であれば、日本郵便、クロネコヤマト、佐川急便、福山通運、西濃運輸が主なところでしょう。
ピアノなどの楽器や、大きな電化製品となると、専門の配達業者があります。

 

まず自分の地域の日本郵便、クロネコヤマト、佐川急便等の営業所に電話をして、見積もりをもらいましょう。
同じものを配送しても地域、営業所、担当者(ドライバー)によって値段が変わることもあります。

 

どの程度の大きさのものを、いくつくらい送る見込みがあるのかで、多少は交渉の余地があるかもしれません。
送料が安いこと(あるいは無料)を基準に購入するショップを決める消費者もいますから、安いに越したことはありません。

 

しかし、安さだけで選ぶのも問題です。
やはり「丁寧に商品を扱ってくれるかどうか」は重要で、消費者のショップへの信頼にもつながります。

 

また、配送業者によってさまざまなオプションサービスがありますから、基本は1つに決めておき、送る地域や時間帯、大きさや重さによって、配送業者を使い分けるのが賢い方法です。

 

また、クロネコヤマトにはクロネコメール便というとても便利なものがあります。
厚さが2cm以内のもので、縦+横+厚さの合計が60cm以内という制限はありますが、全国一律164円(厚さが1cm以内であれば82円)と格安で、しかも365日配達してくれます。
ですから販売商品がメール便で納まる範囲のものであれば、送料をショップ負担にして、「送料無料」として消費者に販売するショップも多くあります。

 

しかし、クロネコメール便は2015年3月で廃止となります。
代わりに新しいサービスができるようです。
それは、通販やオークション市場の拡充に伴って小さな荷物のニーズが多様化したための、新しいサービスです。

 

クロネコメール便では配達におおよそ4日かかっていたものが、翌日配達になったり、ポスト投函は厚さが2.5cm以内となったり、対面配達も可能になるようです。
宅急便のネットワークを活かしたドライバーによる集荷と受付窓口も充実しますので、ネットショップオーナーとしてはより便利になりますね。
気になる価格についてですが、対面配達は宅急便より安く、ポスト投函はさらにそれよりも安くなるようです。

 

いずれにしてもネットショップが増え、小さな荷物が年々増えていることに対応するための新しいサービスですので、そういった点では他の配送業者より一歩リードと言えるかも知れません。

 


 
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