yahoo!ショッピングの特徴とは
yahoo!は2013年10月にストア出店料（初期費用）、月額使用料、売上ロイヤルティを無料にするという衝撃的な発表を行いました。
EC市場はいわば楽天の独走状態ですから、それを何とかしたいという思いからなのでしょうか。
この発表から2週間で出店申し込みが5万5千件ほどもあったそうです。
ものすごい反響ですよね。
確かにストア出店料、月額使用料、売上ロイヤルティがすべて0円となれば、出店を悩んでいた事業主も、まったく検討していなかった事業主も、出店してみようという気になりそうです。
yahoo!には「ライト出店」と「プロフェッショナル出店」の2つがあります。
2つの大きな違いは、文字通り「プロフェッショナル出店」のほうが、より店舗構築の自由度が高く、一括商品管理、一括在庫管理などが可能なことです。
また、ニュースレター配信機能や、クーポン発行機能、「きょうつく、あすつく」にも対応しています。
決済方法も「ライト出店」ではクレジットカード決済しかできませんが、「プロフェッショナル出店」では、モバイル支払、コンビニ決済、銀行振り込み等、幅広くできます。
料金プランはまったく同じなので、ある程度パソコンの知識があり（HTMLがわかる）、本業としてやっていきたいのであれば「プロフェッショナル出店」の方が良いでしょう。
費用がかかるのは、クレジット決済サービス手数料、アフィリエイトパートナー報酬原資と、アフィリエイト手数料、Tポイント原資負担です。
アフィリエイトパートナー報酬原資とは、アフィリエイト経由で商品が購入された場合に支払うもので、1％～50％で店舗側が設定することになります。
高い設定をすればアフィリエイトリンクを設置されやすくなるという仕組みです。
アフィリエイト手数料は、アフィリエイトパートナー報酬原資の30％を指します。
Tポイント原資負担は、売上があった場合、その商品の販売額から設定したパーセンテージ分のTポイントも店舗側が負担するというシステムです。
1％～15％で店舗側が設定することになります。
yahoo!も楽天と同様、集客力が抜群であることは周知のとおりです。
yahoo!の店舗ページから自社サイトへのリンクもできますし、SNSを利用して宣伝することも可能です。
Tポイントがたまるから、yahoo!でショッピングするという人も多くいます。
これだけの好条件が揃っているyahoo!に、出店しない理由はもはやないでしょう。