楽天市場の特徴とは
楽天市場と言えば、知らない人はいないどころか、利用したことのない人はいないでしょう。
現に、楽天会員はおよそ9400万人です。
もちろんネットショッピング業界の流通シェアはNo.1。
楽天市場の特徴は、その会員数の多さですが、充実のサポート体制も見逃せない点です。
たとえば一人でネットショップを立ち上げようとなると、相談する相手がいません。
不安なこともわからないことも多々あると思います。
楽天市場は、ネットショップの資料請求をした時点で、一人ひとりにコンサルタントがつきます。
出店するのに必要な情報だけでなく、「こんな店にしたい！」というイメージから、売れる商品の提案までしてくれます。
担当コンサルタント以外に、コールセンターもあり楽天ショップのシステムについてのわからない点はすぐ聞くことができます。
また、楽天大学の「RUx」を受けることもできます。
RUxは、2014年7月にスタートしたeラーニングサービスで、楽天出店成功者の運営に関するアドバイスや、売り上げアップのためのECノウハウ、商品撮影のコツ、商売のための必要な法律等を学ぶことができます。
費用についてですが、楽天市場の出店プランは、大きく分けて4つです。
初心者向けの「がんばれ！プラン」と長期的に運営したい「スタンダードプラン」、他に「ライトプラン」「メガショッププラン」です。
「がんばれ！プラン」と「スタンダードプラン」について見てみます。
「がんばれ！プラン」は月額19,500円（税別）と低コストで、手軽にはじめることができます。
システム利用料は3.5～6.5%と少し高めです。
「スタンダードプラン」は月額50,000円（税別）ですが、システム利用料は2.0～4.0%となっています。
毎月かかる費用については以下のとおりです。
月商50万の場合、「がんばれ！プラン」のシステム利用料は3万円、「スタンダードプラン」では22,000円。
楽天市場では、売上げの70％がカード決済であるとのデータがありますので、カード決済利用料として約16,000円。
他に「スーパーポイント付与料」として、月商の1％（5,000円）を強制的に支払うことになります。
それ以外にアフェリエイト利用料や楽天S4（事業者に代わってSNS上の企業用ページを作成するサービス）も利用するとなると、プラス5,000円強です。
充実の運営サポートや集客力、スマホ自動対応などを考慮して、この費用を安いと捉えるか、高いと感じるかは人それぞれだと思います。
ただ本気でショップを成功させたい人にとって、勉強できる環境がそろっていることだけは確かと言えるでしょう。